姫路城の国宝は大天守だけじゃない!国宝一覧!
ここも国宝していされてるの?全部で8棟もあった国宝群
3万分の12! 現存率はたったの0.04%!!
かつて日本には数多くの城が存在し、その数は2万5千とも3万とも言われました。 しかし、戦や廃城、破却などで江戸時代には200ほどにまで数が減り、さらに明治維新の廃城命令や戦火で現在天守が残る城は12城となってしまいました。 現在存在するそのほかの天守は戦後に復元されたものです。
現存している城は、
弘前城、松本城、丸岡城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城、備中松山城、丸亀城、松山城、宇和島城、高知城、
の12城です。
その中でも国宝に指定されているのが松本城、犬山城、彦根城、姫路城、松江城の5城で、残りの7城は重要文化財に指定されています。
現存している城一覧!(国宝5城)
現存している城一覧!(重文7城)
群を抜く姫路城の文化財の数!!
姫路城には国宝に指定されている建物が8棟もあり、重要文化財に指定されている建物はなんと74棟もあります。
この数はほかの国宝の城と比較しても群を抜いている数字で、いかに姫路城には貴重な建築物が残っているかがわかります。
姫路城 国宝8棟 重要文化財74棟
松本城 国宝5棟
彦根城 国宝2棟 重要文化財5棟
犬山城 国宝1棟
松江城 国宝1棟
姫路城の国宝は、大天守、乾小天守、西小天守、東小天守の4つの天守閣と、「イ」、「ロ」、「ハ」、「ニ」の4つの渡櫓の8つです。
国宝天守をすべて一度に仰ぎ見る圧巻の眺めが見られる場所がある!
写真右から西小天守(国宝)、大天守(国宝)、乾小天守(国宝)、そして左端に少し見えるのがロの渡り櫓(国宝)です。さらに西小天守と乾小天守を繋ぐのが「ハ」の渡り櫓(国宝)。
この写真のなかになんと5つの国宝が収まってます。すごい!
でもこの角度からの眺めは実は通常の見学通路からちょっとはずれないと見れません。
ほの門の手前、順路の道を少し右にそれてみてください。国宝の天守群がギュっと1つのフレームにおさまる写真が撮れちゃいます!
結構みんな通常の通路しか通らないので、この絶景を見過ごしがち。要チェックです!
大天守と大天守の右にある東小天守の間を繋いでいるのが「イ」の渡り櫓です。
写真左の東小天守と真ん中下の乾小天守を繋ぐのがロの渡り櫓です。 写真中央の乾小天守と右の西小天守の間を繋ぐのがハの渡り櫓です。
写真右の大天守と左の西小天守を繋ぐのがニの渡り櫓です。
高さも現存12城ではトップ!
天守の高さも現存12城のなかでは姫路城が一番高く、30m以上あります。
1位 姫路城 (31.5m)
2位 松本城 (25.0m)
3位 松江城 (22.4m)
4位 松山城 (20.0m)
5位 高知城 (18.6m)
6位 犬山城 (18.0m)
7位 宇和島城(15.7m)
8位 彦根城 (15.5m)
9位 丸亀城 (14.5m)
10位 弘前城 (14.4m)
11位 丸岡城 (12.5m)
12位 備中松山城(11.0m)