千姫さまも歩いたのかな?散歩したくなる千姫の小径
船場川と中堀の間にある500mほどの細道。両側を水ではさまれた風情のある散歩道。
こんな道が近くにあったら毎朝散歩したくなる!
好古園の裏には千姫の小径とよばれる絶好の散歩道があります。
この近くに住んでいる人はうらやましいなぁと思うような、ほっこりする気持ちになるお城脇の散歩道です。
春は桜、秋は紅葉がきれいで、時間があればぜひ散歩してもらいたい小道です。
まるで堀に浮かぶ長い橋
船場川という川とお堀の間にある細い堤の道で、
右手と左手に水があることから、歩いていると水に浮かぶ細長い橋のように思えてきます。
全長500mほどで10分くらいで散策できるコースです。
幸せいっぱいのうたです。
途中には千姫と千姫の夫本多忠刻の歌碑があります。
初秋の風を 簾にまきとりて (忠刻)
軒はにおふ 竹の葉の露 (千姫)
この歌は長男幸千代が生まれ、千姫が幸せに包まれていた時に詠まれた句で、軒までのびた竹にこの幸せがずっと続くようにと、想いが込められていました。
(この幸せな期間は少しの間しかありませんでした。千姫についてのまとめはこちら)
堀と船場川にはたくさんの鯉がいます。
よく見ると小さな魚も泳いでいます。
ときどき姫路城の別名にもなっている、シラサギも見ることができます。
千姫の小径の端(南側:駅側)、市之橋の近くには千姫の像があります。 この像はいつも千姫が祈りを捧げていた男山にある千姫天満宮の方向を向いています。