1994年に姫路城が綺麗に見えるスポットを市民に公募し10ヵ所のビュースポットが選ばれています。
「誰でも行ける」ということが選考の条件の１つでもあり、姫路城からやや遠い場所もありますが、プロの写真家しか行かないような場所はありません。
この10ヵ所からの風景は「世界遺産姫路城十景」と呼ばれています。

1.シロトピア記念公園・ふるさとの森

2.景福寺公園

3.名古山・霊園高台公園

4.手柄山・緑の相談所広場

5.姫路城三の丸広場

6.姫路市立美術館・前庭

7.増位山・市道白国増位線ポケットパーク

8.大手前通り・ＪＲ姫路駅前

9.城見台公園

10.男山配水池公園

以上十景が選ばれていますが、一般的な姫路城観光の時には、なかなか時間的に行けない場所も多いです。
そこで、姫路城観光ルートでいけそうな場所の中からお勧めの写真スポットを選んでみました。
観光することを前提にしてますので、入城料を支払った後のスポットも入ってます。

女坂（無料エリア）

女坂

入城ゲートの少し手前にある坂付近からの写真がとても綺麗にとれます。
入城券を買う前に素通りせずに是非1枚撮ってみてください。

三国濠（有料エリア：入城料を払った後に行けるエリアです）

入城ゲートを通って、最初の門（菱の門）をくぐるとすぐ右に見えます。 濠が鏡になって、逆さのお城が撮れるスポットです。

「ほ」の門付近（有料エリア：入城料を払った後に行けるエリアです）

たくさんの人が見学されている日などは、見学通路に列ができて、その列に並ばないといけないかもしれませんが、 できれば、列から離れて、この角度のお城の写真も撮ってみてください。
国宝の天守群がギュっと１つのフレームにおさまる写真が撮れちゃいます！みんな通常の通路しか通らないので、この絶景を見過ごしがち。要チェックです！
ちなみにこの角度の中に国宝の建物が5つも入ってます。

西の丸広場から（有料エリア：入城料を払った後に行けるエリアです）

西の丸から景色は、よく時代劇のロケなどで使われているようです。
それだけ美しい景観ということですね。

備前丸から（有料エリア：入城料を払った後に行けるエリアです）

姫路城の城内から靴を履いて出てくると（城内は土足厳禁です）すぐに目の前にある広場が備前丸です。
姫路城を真下から見上げることができるスポットです。

県立歴史博物館の窓に写る姫路城(無料エリア）

世界遺産姫路城十景にも選ばれているシロトピア公園のそばにある歴史博物館に映る姫路城です。
姫路城の入城エリアから歩くとちょっと遠いのですが、時間があれば是非いってみてください。
ちなみに歴史博物館の1階と地下は無料で、有料の2階には全国のお城の模型がずらりと並んでいます。
姫路城の大きさが他のお城と比べて比較できるので、興味がある方は是非訪れてみてください。

イーグレ姫路展望台（無料エリア）

姫路城の全景をじっくりと見ることができる一番のスポットだと思います。
天守閣は縦に長いですが、お城全体は横に長く櫓や壁がつながっています。
その横長の城郭を見れるスポットはビルが立ち並ぶ街の中ではなかなか難しいです。
イーグレ姫路と姫路城の間は大手前公園という公園になっており、視線をふさぐものがないので、城郭のほぼ全景を見渡すことができます。