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屋久島の特産物
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屋久島の特産物は主に屋久杉を使った工芸品から、フルーツはたんかん、ポンカン、魚は水揚げが日本一のトビウオ、それから鯖節、肉は鹿肉、お酒は焼酎。と、魅力ある特産物が豊富です。
屋久杉工芸品
木材としてとても優れた特性を持つことから、江戸時代の年貢として、また高度成長期に日本全国の住宅の木材としてその大半を伐採された屋久杉は、島民の危機を叫ぶ声もあり、現在世界遺産地域として保護されています。伐採される木は人工的に植えられた人工林で、保護されているはずの天然の屋久杉を使った工芸品は、伐採したものを使うのではなく土埋木とよばれる以前に切り取られた木を使用しています。屋久杉は、他の杉に比べ生長が遅く年輪の間隔が狭いため、たの杉よりも6倍もの樹脂がたまります。これによって防腐効果に優れており、たとえ、数百年前に伐採されたものでも、工芸品として十分に使えるものがほとんどです。
海の幸
サバや水揚げが日本一のトビウオやが有名です。鯖は鯖節が有名で、鰹節のように堅くはなく、酒の肴としても最適です。またトビウオの薫製は一尾500円程度で島の至る所で購入できます。
ぽんかん・たんかん
ぽんたんは屋久島が発祥です。たんかんは、ぽんかんとネーブルをかけあわせた果実で、ぽんかんは12月、たんかんは2〜3月が最盛期を迎えます。
これらぽんかんやたんかんを加工した特産物(お土産)は多く、ぽんかんブッセ、ぽんかん
パイまんじゅう、たんかんジュース、ジャムなどがあります。
焼酎
焼酎三岳(山岳とは、宮之浦岳、永田岳、黒味岳のことです)
飲みやすく、後味がすっきりしているのが特長です。
ミネラルウォーター縄文水
クセがなくまろみがある硬度10の超軟水です。焼酎の水割りやお茶にも最適です。
屋久島・四季の味
春、(3月から5月)
トビウオ、カツオ、トコブシ、新茶、わらび、ぜんまい、つわぶき、たけのこ、びわ、パイン、パパイヤ、レイシ、ヤマイモ、ラッキョウなど
夏、(6月から8月)
シビ、サワラ、ウナギ、トコブシ、からいも、ほうとう、パッションフル−ツ、パパイヤ、マンゴー、バナナ、レイシなど
秋、(9月から11月)
イセエビ、アサヒガニ、サバ、ブリ、ミズイカ、えんどう、ポンカン、バナナ、パパイヤ、パインなど
冬、(12月から2月)
アサヒガニ、ミズイカ、サバ、しいたけ、たけのこ、わらび、ぜんまい、つぶわき、さとうきび、ばれいしょ、タンカン、ポンカン、パパイヤ、黒糖、黒糖アメ、新茶など。
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年間行事
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一月七日・・・鬼火たき
五月と九月・・・岳参り
旧五月二十五日・・・如竹踊り
七月最終土曜・・・屋久島夏祭り
八月十五日・・・十五夜綱引き
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観光データ
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観光入り込みの動向
世界遺産に登録後、屋久島への観光客は増加し、昭和63年の63516人から平成12年は155261人にまで増加しました。
縄文杉への登山者
旅行者の増加に伴い、縄文杉への登山を行う人が増え続けています。
縄文杉登山者数の推移(調査場所:縄文杉周辺) 資料:屋久島山岳部利用対策協議会 |
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平成7年
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平成8年
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平成9年
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平成10年
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平成11年
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平成12年
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4月29日 |
(土) 67人 |
(月) 150人 |
(火) 152人 |
(水) 46人 |
(木) 170人 |
(土) 248人 |
4月30日 |
(日) 102人 |
(火) − |
(水) − |
(木) 212人 |
(金) 219人 |
(日) − |
5月1日 |
(月) 142人 |
(水) − |
(木) − |
(金) 284人 |
(土) 345人 |
(月) 340人 |
5月2日 |
(火) 112人 |
(木) − |
(金) 106人 |
(土) 159人 |
(日) 412人 |
(火) 204人 |
5月3日 |
(水) 128人 |
(金) 136人 |
(土) 105人 |
(日) 306人 |
(月) 681人 |
(水) 220人 |
5月4日 |
(木) 344人 |
(土) 368人 |
(日) 289人 |
(月) 425人 |
(火) 245人 |
(木) 592人 |
5月5日 |
(金) 231人 |
(日) 250人 |
(月) 90人 |
(火) − |
(水) 171人 |
(金) 378人 |
1日平均 |
161人 |
226人 |
148人 |
239人 |
321人 |
331人 |
駐車スペースが狭く、大型の休み期間中、縄文杉の登山口(荒川登山口)は車の乗り入れ規制が行われます。
屋久島は本島に比べるとちいさな島ですが、毎年多くの遭難者が出ています。というのも屋久島には九州最高峰の宮之浦岳や多くの険しい山々がつらなっています。山中には崖や滝なども多くあり、十分な覚悟と準備が必要です。登山前には必ず登山届けを提出しましょう。
登山届けは、屋久島警察署、観光協会、民宿、屋久島環境文化村センターなどにあります。
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避難小屋の収容人員
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近年遭難者数
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白谷小屋 |
40人 |
高塚小屋 |
20人 |
新高塚小屋 |
40人 |
鹿之沢小屋 |
20人 |
淀川小屋 |
40人 |
石塚小屋 |
20人 |
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平成9年 |
9人 |
平成10年 |
13人 |
平成11年 |
8人 |
平成12年 |
20人 |
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ガイドブック
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●屋久島の自然/日下田紀三/\1009
●屋久島の植物/川原勝征/\2000
●自然ガイド屋久島/太田五雄/\1000
●屋久島の旅Q&A/小田原直子/\820
●ヤクザル大王/椋鳩十/\1030
●屋久島の四季/宮脇昭 岡留恒丸 三木靖 寄稿文/日下田紀三 撮影/\5974
●屋久杉の森/宮脇昭 寄稿文/日下田紀三 撮影/\12360
●縄文杉の夢/松永伍一/\1030
●トビウオ招き/下野敏見/\2060
●カラーガイド屋久島/八重岳書房編/\980
●屋久島の山岳/太田五雄/\3900/山の詳細データ
●世界遺産 屋久島/日下田紀三/\2000
●「屋久島の時間(とき)」/星川淳
●山と渓谷社発行のアルペンガイド 20 九州の山
●フルカラー特選ガイド“屋久島を歩く” 文/写真 吉川 満/山と渓谷社
●屋久島/湯本貴和/講談社ブルーバックス
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